AIで作詞作曲してラジオ配信するまでの道のり

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〜ChatGPT・Suno・ElevenLabs・Audacity・Stand FMを活用して〜


最近、AIを使って音楽制作やラジオ配信をしてみたいという声をよく聞きます。

私自身も、実際にAIを活用して「作詞・作曲・ナレーション作成・ミキシング・配信」までを一通り体験しました。

今回は、その流れを振り返りながら紹介してみたいと思います。


目次

1. ChatGPTで作詞をする

まずは、自分が作りたい歌の内容をChatGPTに伝えるところから始めます。

このとき、ポイントは「できるだけ情報量を多く伝える」こと。

たとえば、

  • どんな気持ちで作りたいのか
  • どんな出来事がきっかけなのか
  • どんなジャンルや雰囲気の曲にしたいのか

こうした背景を素直に話すことで、AIがより深く共感してくれるような詞を生み出してくれます。

詞が完成したら、英語版が欲しい場合は英訳もお願いできます。

英語詞は後の音楽制作AI「Suno」との相性も良いです。


2. Sunoで作曲する

次に、完成した詞を音楽にします。

AI作曲サービス「Suno」に、以下の情報を入力します。

  • 歌詞
  • 曲調(テンポ、雰囲気、ジャンルなど)
  • タイトル

たとえば、「ノスタルジックで少し切ないピアノバラード」や「エモーショナル・ロック」など、

自分の思い描く曲のイメージを具体的に入力すると、より理想に近い曲が生成されます。


3. ChatGPTでナレーション原稿を作成

楽曲が完成したら、次はラジオ配信用のナレーション原稿を作ります。

ここでもChatGPTが活躍します。

曲を作る際に使ったプロンプト(入力内容)や、歌詞に込めた思いなどをもとに、

「曲紹介ナレーション」や「制作エピソード」を自然なトーンで書き起こしてもらいます。

今回はこの原稿を英語に翻訳して、海外リスナー向けの雰囲気も出してみました。


4. ElevenLabsでナレーション音声を生成

原稿ができたら、音声合成サービス「ElevenLabs」を使ってナレーション音声を生成します。

私はインスタント・ボイス・クローン機能を利用しました。

まず、日本語原稿を自分の声で読み上げ、それをサンプリング音声として登録します。

その後、英語原稿を自分の声で読み上げたような音声をAIが生成してくれます。

これが本当に自然で、「日本人が英語を話しているような」トーンになりました。

今後は、英語を直接読み上げてサンプリングした場合にどう変わるかも試してみたいと思っています。


5. Audacityでミキシング

ナレーション音声とBGM(Sunoで作った曲)を組み合わせる工程です。

無料の音声編集ソフト「Audacity」を使って、

曲の前後にナレーションを配置し、音量やフェードを調整して仕上げます。

この作業で一気に“ラジオ番組っぽさ”が出てきます。


6. Stand FMで配信

完成した音源は、Stand FMにアップロードします。

タイトルや概要、タグを設定すればすぐに公開できます。

Stand FM経由でSpotifyなどの他の配信サービスにも自動で連携されるので、

ひとつの投稿が世界中のリスナーに届く可能性もあります。


7. まとめ ― 自分の声と想いをAIが広げてくれる時代

AIを使った音楽制作は、最初は少し不思議な体験でした。

でもやってみると、自分の想いをAIが形にしてくれる感動があります。

ChatGPTが言葉を整え、Sunoが音に変え、ElevenLabsが声にしてくれる。

それを自分の手でミキシングして世界に発信できる。

もはや「音楽制作は特別な人のもの」ではありません。

アイデアと少しの好奇心があれば、誰でも自分のラジオ番組を作れる時代です。


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この記事を書いた人

こんにちは、nicoと申します。
このブログは、59歳、定年まで1年を切った私が、「これからの人生」を少しずつ実験しながら綴る自由研究の記録です。

テーマは決して専門的なものではありません。
メダカやリクガメとの小さな暮らし、パソコンやスマホを使った動画編集、古いスクーターの整備、そして地域とのかかわり。
そんな日常の中で「試してみたこと」「感じたこと」「役立ちそうな情報」を、記録しながら発信しています。

もし、同じようにこれからの時間をどう使おうか考えている方がいたら、このブログが何かのヒントになればうれしく思います。
小さな命とともに、一歩ずつ歩んでいく日々を、のんびり記していきます。

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