タローの室内生活が10日を越え、ようやく安定してきた頃――
家内や家族の肌に広がっていた発疹の真の原因が、タローのノミではないことが判明しました。
チャドクガ、庭に潜む小さな強敵
ある日、庭木の椿の葉に大量の毛虫が群れているのを発見。


よく見ると、それはチャドクガの幼虫でした。
この虫の恐ろしいところは、体にある**「毒針毛(どくしんもう)」と呼ばれる目に見えないほどの毛が、空気中に舞うことで、直接触れていなくても強いかゆみや湿疹を引き起こす**点。
洗濯物に付着して家の中に持ち込まれたり、風に乗って室内に入り込んだりするケースもあるそうです。まさに今回の家内の症状に合致します。
メダカの安全を守るための慎重な選択
当初は、ホームセンターで薬剤を購入して駆除しようと考えましたが、問題は庭で飼っているメダカたちの存在。
薬剤が水に流れ込むことで、生態系に悪影響が出る可能性もあり、ここは慎重にならざるを得ませんでした。
そこでオンラインで駆除業者を探し、最初は「最短20分」「2,980円〜」と謳う害虫駆除業者に見積もりを依頼。
しかし、実際に来たのは夜の7時前で、提示された金額はなんと…
「1本で10万円。3本で20万円弱」
広告とはまったく違う金額に唖然。
断ろうとすると「後で電話をください」と、30分以上粘られる展開に。
頼ったのは「くらしのマーケット」、出会ったのは植木屋・横山さん
そこで、気持ちを切り替えて、今度は**「くらしのマーケット」**というサイトを利用し、専門の植木屋さんを探すことに。
お願いしたのは、横山さんという親切な植木職人さん。
チャドクガの知識も豊富で、相談にも丁寧に対応してくれました。
「害虫駆除業者は消毒だけで、虫がついた枝葉はそのまま。
でも、植木屋なら葉ごとカットして物理的に除去できます」
作業はとても丁寧で、チャドクガが付いた枝葉はすべて回収。その後に殺虫剤による消毒処理も行ってくれるとのことで、二重の安心感がありました。
作業前に行った「予防対策」
作業当日は、チャドクガの毒毛による肌トラブルを予防するため、事前に「固着スプレー」を庭木にたっぷりと噴霧。

これは、舞い散る毛をその場に「固着」させ、空中に浮遊させない効果があります。
肌への被害を最小限に抑えるための、ひと工夫でした。
作業前と後、横山さんとの写真
作業前↓

作業を終えて庭を見渡すと――

📸 作業後に記念に撮影した、横山さんの笑顔の写真
- 木はすっきりと剪定され、
- 葉ごとチャドクガの痕跡はなくなり、
- 空気もなんだか澄んだように感じました。
横山さんのおかげで、タローもメダカも家族も、みんなが安心して過ごせる環境が戻ってきました。
📝 今回の学びとまとめ
- ノミと思われた痒み、実はチャドクガの毒毛が原因だったかもしれない。
- 安易な駆除よりも、専門家に相談+物理的除去+消毒が安心。
- メダカなど、庭の生き物がいる場合は業者選びに注意。
- 高額な駆除業者に流されず、くらしのマーケットのような信頼できるサービスを活用。
- 予防のためのスプレーや装備も、自分たちでできる工夫として有効。